団体紹介(About Us)
キャパシタージャパンは、
Capacitar International とつながる
日本チームとして、
こころとからだを整える心身のセルフケア
「キャパシター」を伝える活動を行っています。
キャパシターは、
特別な道具や専門的な知識がなくても、
いつでも・誰でも・どこでも実践できる、シンプルでやさしいセルフケアの方法です。
日常のストレスケアから、災害や社会的危機といった困難な状況における心のケアまで、
人が本来持っている回復力を支える実践として、
国内各地で取り組みを続けています。
代表挨拶

キャパシタージャパン代表の小山裕子です。
キャパシターは、道具や専門的な知識がなくても、誰でも簡単に覚えられ、
日常生活のなかで使うことができる、こころとからだのセルフケアです。
東日本大震災を東北で経験した方々と話して気がついたことがあります。
「皆が苦しんでいる。今、目の前で傷ついている人を助けたいのに、からだ以外何もない。」
震災で苦しむひとびとはキャパシターのセルフケアと出会いました。
自分のからだを通じて自分の気分や感情や思考のクセを自分で何とかできることを発見したのです。
でもストレスやトラウマは震災に遭った人に特有なのでしょうか。私たちは日々小さな問題に直面しています。
「イライラして集中したいのに考えがまとまらない。」
「人前で話す前に緊張してパニックになる。」
「こんどもまたうまくいかないだろう。」
ストレスの多い現代に生きる私たちは、
多かれ少なかれ気持ちの浮き沈みと「どうしたらいいかわからない」感情の状態を抱えています。
しんどいなと感じるその時に、その場で自分で強い感情や強迫的な考えを変えられたら。
スピーチや面接の前、難しい人に出会っても、自分を落ち着かせられる方法があったら。
境界線を引いて毅然とできたら。
キャパシターでは、苦しい気持ちや状況の説明をいっさい求めません。
かわりにからだを自分で押したり軽く叩いたりします。呼吸を整え、やさしい体操をしたり、安全な数分間の瞑想をしたりもします。しばしば自分のからだの感じ、何か変わったと感じるかを尋ねられます。
注意を向けてみるとからだと一緒に自分のこころの持ちようが変わったり、程度が下がったり、
こころの痛みが薄らいでいることに気がついて驚くのです。
感情やトラウマは記憶ではなくからだにたまっているので、からだからアプローチした方が効率良く開放できるのです。
キャパシターのセルフケアを体験した多くの方の感想です。
「落ち着いた」「からだがゆるんだ」「あくびがでた」「眠くなった」
「焦眉のように感じていた問題が遠ざかって気にならなくなった」
「気持ちが高ぶったら自然に指を握るようになった」
私たちは、この簡単で有効な実践を日本のさまざまな場面に届けることを目的に活動しています。
キャパシタージャパンは、Capacitar International の理念およびプログラムに基づき活動する日本チームとして、
研修・講座・支援活動などを通じて、キャパシターの実践と普及に取り組んでいます。
キャパシタージャパンは、多くの団体や人々に助けられながらここまで来たことに感謝しています。
団体概要
- 団体名:キャパシタージャパン(Capacitar Japan)
- 運営主体:任意団体
- 設立:2015年
- 代表者:小山裕子 教育学修士 San Francisco State University
- 活動拠点:日本国内
- 国際連携:Capacitar International(米国)および世界45か国における各国キャパシターチーム
- 主な活動内容:
- 心身のセルフケア講座・ワークショップの開催
- 支援職・対人援助職向け研修
- 災害・事件・社会的危機における心のケア支援
キャパシタージャパンは、日本国内を中心に活動していますが、
海外で実施される Capacitar International の研修やイベントにも参加し、
国際的なネットワークと連携しながら取り組みを行っています。
活動実績
キャパシタージャパンおよび日本におけるキャパシターの活動は、
2013年のパトリシア・マティス・ケイン博士来日をきっかけに始まり、
現在に至るまで、さまざまな場面で継続的に行われてきました。
2013年~2015年
日本におけるキャパシターの導入と被災地支援

- 2013年6月8日 パトリシア・マティス・ケイン博士来日(以降毎年来日)
- 東日本大震災被災地(福島県、宮城県、岩手県, 栃木県)への訪問・セルフケア支援(2013–2023/年2回)
- 病院・高齢者施設・仮設住宅・災害復旧センターでのセルフケア支援
- 原発事故の放射能の影響に不安を持つ母親たちへのセルフケア支援
- 小児がん患者とその家族へのセルフケア支援
- 被災地小学校における児童の心のケアとしての講習会
- 一般向けセルフケア講座
- 支援者・対人援助職向けトラウマケアワークショップ
2015年~2019年
地域・教育・支援現場への展開
- 東日本大震災被災地への継続訪問・セルフケア支援(毎年)
- 東京都、山梨県、福島県、兵庫県、沖縄県でのセルフケア講座開催
- 地域・学校・支援現場でのセルフケア講座・研修
- 定期的なセルフケア練習会の開催
- 社会的出来事や困難な状況に直面する人々への心身セルフケアの共有
- 米国ゲイナイトクラブ銃乱射事件追悼デモ前の集団セルフケア実施

2019年~現在
コロナ禍における危機的状況支援、多様な現場とオンラインを含む継続的な実践

- 災害・事件・社会的危機における集団セルフケアの実施
- オンラインによる無料セルフケア練習会(2022–2025)
- 暴力被害者女性の支援に発する心身セルフケア対面練習会(月1回/2022–2025)
- 防災ネットワーク教育プラン(世田谷区)としての講習会(年1回/2023–2025)
- 川崎市登戸通り魔事件後カリタス小学校での児童の心のケア講習会
- 東京都港区 区民立案健康講習会への講師派遣
- ウクライナ市民脱出支援ネットワークの支援者向けオンライン講習会(英語・月1回/2024)
- 能登地震被災地への訪問・セルフケア支援
- 日本国内の難民の心のケア講習会
キャパシターは、医療行為や治療、診断を目的としたものではありません。
宗教や特定の思想に基づくものではなく、心身のセルフケアとして、
参加者一人ひとりが自分のペースで選び、実践できる方法です。
